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  1. 熊本市議会 2021-06-17
    令和 3年第 2回総務委員会−06月17日-01号


    取得元: 熊本市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    令和 3年第 2回総務委員会−06月17日-01号令和 3年第 2回総務委員会                総務委員会会議録 開催年月日   令和3年6月17日(木) 開催場所    予算決算委員会室 出席委員    8名         田 尻 善 裕 委員長    山 内 勝 志 副委員長         山 本 浩 之 委員     吉 田 健 一 委員         齊 藤   博 委員     小佐井 賀瑞宜 委員         上 田 芳 裕 委員     藤 山 英 美 委員 議題・協議事項   (1)議案の審査(4件)      議第 200号「熊本市及び合志市における連携中枢都市圏の形成に係る連携協約の一部変更について」      議第 201号「熊本広域行政不服審査会共同設置する地方公共団体の数の増加及び熊本広域行政不服審査会共同設置規約の変更について」      議第 203号「工事請負契約締結について」      議第 204号「工事請負契約締結について」   (2)所管事務調査
                                午前10時42分 開会 ○田尻善裕 委員長  ただいまから総務委員会を開会いたします。  今回、当委員会に付託を受け審査いたします議案は、工事請負契約締結2件、その他2件の計4件であります。  それでは、審査の方法及び日程についてお諮りいたします。  今定例会におきましては、新型コロナウイルス感染拡大防止のための議事運営として、審査の日程を局ごとに設定し、審査を行うこととしています。  よって、当委員会の審査の日程については、本日これより財政局会計総室監査事務局選挙管理委員会事務局、消防局について、休憩を挟んで議会局、政策局、都市政策研究所総務局人事委員会事務局についての審査を行い、審査の方法としては、付託議案について説明を聴取した後、議案についての質疑を行い、次に所管事務の調査として執行部より申出のあっております報告1件について説明を聴取し、所管事務について質疑を行いたいと思いますが、御異議ございませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○田尻善裕 委員長  御異議なしと認め、そのように執り行います。  なお、出席説明員のうち東京事務所長については、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、東京事務所よりオンラインでの出席となっておりますので、御承知おきお願いします。  それでは、これより所管事務調査を行います。  執行部より申出のあっております報告1件について説明を聴取いたします。 ◎黒木善一 財政課長  資料3をお願いいたします。  令和3年度における事務事業見直しについて説明させていただきます。  令和2年度も新型コロナウイルス感染症対策に財源と人的資源を集中させるために事業見直しを実施させていただきましたが、令和3年度につきましても全庁的に事務事業見直しに取り組みたいと考えておりますので、その方針について御説明いたします。  まず、見直しの目的でございます。本市では、新型コロナウイルス感染症拡大防止地域経済への影響を最小限に食い止めることを最優先に取り組んでまいりました。そのような中、第4波の感染急拡大、それからワクチン接種の本格化に伴いまして、感染症対策に係る人員体制の強化を図ってきたところでございますが、今後も市民へのワクチン接種を円滑に進めながら、感染の再拡大、さらには地域経済の回復等に迅速に対応することを想定しますと、さらなる財源と人的資源の確保が必要となります。このため、引き続き感染症対策に最優先で取り組むため全ての事務事業について見直しを行い、財源と人的資源の確保を図りたいと考えているところでございます。  次に、見直しの考え方でございますが、まず財源確保の観点から行う見直しにつきましては、予算計上事業が対象となりますけれども、年度間の調整が可能な事業は先送りすること、それからコロナ禍において事業の効果が見込めるのかといった視点で事業を厳選すること、さらにはイベント等については規模や実施時期を精査し見直しを行うという方針で事業の見直しに取り組むこととしております。  また、右側の人的資源確保の観点から行う見直しにつきましては、財源確保の観点から行う見直しの考え方に加え、感染症対策へのさらなる人員シフトを見据えますとともに、予算を伴わない事務事業についても見直すこととし、業務時間の短縮や業務の効率化にも取り組むことといたしております。  以上の方針で全庁的に事務事業見直しに取り組み、予算の伴う事務事業見直しについては令和2年度と同様、第3回定例会で補正予算案等提案したいと考えております。  説明は以上でございます。 ○田尻善裕 委員長  以上で、説明は終わりました。  これより質疑を行います。  所管事務について、質疑及び御意見をお願いいたします。 ◆山本浩之 委員  先ほどの消防団感染防止対策経費にもちょっとつながると思うんですけれども、私も令和元年の第4回定例会一般質問で、消防団の充実と強化に関して、処遇、装備の改善というところで質問させていただきましたけれども、現在の改善の内容、状況とかを教えていただけますか。 ◎小田浩 首席審議員警防課長  まず処遇改善の問題でございますけれども、委員も御承知のとおり消防団は年々少なくなって、この10年で600人減少しております。そういった中でやはり一人一人の消防団員の方々の負担というのもますます大きくなっておりますので、当局といたしましては、このような消防団員の方々の労苦に報いるためにもこの処遇改善というのが必要不可欠であり、最優先の課題であると考えている次第でございます。現在、他都市の状況とか、消防団員の方々にアンケートを行っておりますけれども、関係部局と協議を進めながら、今後、処遇改善については進めていきたいと考えています。  それから、資器材の整備等でございますけれども、資器材につきましては、これも国の国庫補助等を利用いたしまして整備したわけでございます。ちょっと内訳を申し上げたいと思います。まず、熊本地震以降ですけれども、平成30年に安全靴と切創の手袋を全団員に配備しております。それから、翌平成31年でございますけれども、チェーンソー油圧ジャッキ女性分団が2分団ございますので、85分団、全分団にこれも配備しております。さらに、令和2年度でございますけれども、水害対策といたしましてボート、浮き輪、それから発電機といったものを各分団に国庫補助を利用して配備しております。消防団員の方々は地域防災の要でございますので、そういった資器材を配備しながら充実強化に現在努めているところでございます。  以上です。 ◆山本浩之 委員  ありがとうございます。  私も消防団員で委員の方もたくさん消防団に入っておりますけれども、やはりチェーンソーだったり、水害ボートだったり、配付されたときには本当に私の地元の碩台校区消防団の皆様も喜んでおります。結構、本当に自覚というところも高まって、すごくいい配付だったんではないかと思います。ただ、メンテナンスとか、操作方法とか、やはりいろいろ全分団員が把握できないので、そのあたりはちゃんと行政と連携しながら寄り添って、また今後も拡充を図っていただきたいと思います。期待しておりますので、頑張ってください。よろしくお願いします。  以上です。 ◎小田浩 首席審議員警防課長  ありがとうございます。  昨年こういったボートというのを配備しましたけれども、コロナの関係でどうしてもこれに対する合同訓練であったり、取扱説明ができていないというのが現状でございます。そういった中で、今年度はちょっと特別に方面隊訓練をこれまで1回を2回に増やしまして、そういった資機材の取扱訓練と常備との合同訓練等を行いながら、地域と連携した活動というのを行っていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いしたいと思います。 ○田尻善裕 委員長  ほかに質疑及び御意見ございませんか。 ◆小佐井賀瑞宜 委員  私からは質問ではなくて御意見ということで皆さん方には御留意いただきたいと思います。  人員と財源の調整は、本当に皆さん方が一番御苦労なさっていらっしゃるだろうと察しております。そんな中で、コロナ財源の捻出は必須でありますけれども、先般、私も一般質問で3月に登壇しました折申し上げたように、経済に差し障りのあるような公共投資公共事業等の関係の予算の先送りをするというようなことは差し控えていただきたいと考えております。  経済が下火になったときほど、公共投資経済下落の防波堤の役割を持つわけでございますので、さらに申し上げれば、先ほど分科会の条例の案件でありました議第171号の中では、激甚化とか自然災害が多発してるというようなことでございますので、当然インフラ整備でありますとかいったもの、ハード的なものは非常に必要であります。日本の国はこれが非常に遅れているというのが今現状であると思っておりますので、私は反対に財政拡大を申し上げたいぐらいでありますので、こういった公共投資関係、予算の削減がくれぐれもないように皆さん方には御配慮、御留意いただきたいということを申し述べさせていただきたいと思います。  以上です。 ○田尻善裕 委員長  ほかに質疑、意見ある方。 ◆上田芳裕 委員  今、小佐井委員からも御発言がありましたコロナ禍における対応に必要な財源と人員を確保しなければならないということで、昨年度も取組が行われてきました。現下においてもコロナワクチン対応を含めて様々な財源、これは国・県からの補助金なり、いろいろな対策費だけではなかなか支援が追いつかない、なかなか対応ができないということで、その一般財源を何とか生み出さなければならないということで、コロナ禍における熊本市行政としての目指すべき、行うべき行動であると思っています。ちなみに、昨年度も当然議会の中でも議論しましたけれども、昨年度実績として何事業の見直しを行って、どれぐらいの財源の捻出ができたのか、人員の確保ができてコロナ対応ができたのかの実績について、分かれば教えていただきたいと思います。 ◎黒木善一 財政課長  昨年度の事業見直しの実績ということでございますが、昨年度は227事業の見直しに取り組みまして、事業費ベースで56.5億円、それから一般財源ベースで24.7億円の財源を捻出いたしました。  先ほど小佐井委員からも経済対策のお話がありましたけれども、昨年も捻出した財源を活用しましてコロナ感染拡大防止でありますとか、地域経済の活性化の対策にコロナ財源を活用させていただいたところでございます。  以上です。 ◆上田芳裕 委員  人員の捻出とかいったものは分かりますでしょうか。 ◎黒木善一 財政課長  申し訳ございません。  人員に関しては総務局で所管しておりますので、申し訳ないですが、私からはちょっと昨年の人員捻出の結果については今お答えを持ち合わせておりません。申し訳ありません。 ◆上田芳裕 委員  委員会の開催の状況によってでしょうけれども、総務局で確認を後ほどしたいと思っています。  昨年度は、コロナに入る前の年に計画を立てて、コロナ禍に入って、いろいろな事業見直しで227事業を開催の延期とか、いろいろ含めてされていますけれども、令和2年度はコロナを少し見据えた上での事業の積上げが行われておることからすると、昨年度ぐらいの事業の見直しの多さというか数、額も含めて見込めないのではないのかなと心配をしているところでございます。財政課で現時点、目標立ててというのはなかなかこの種のやつは取り組みづらいのかもしれませんが、どの程度を見込んでそれぞれの所管課、局に要請をされているのかについて分かれば教えてください。 ◎黒木善一 財政課長  委員御指摘のとおり、令和3年度の当初予算につきましては、ある程度コロナの感染が継続する前提で予算編成しておりますので、委員御指摘のとおり今年度の事業見直しにおいては昨年ほど対象事業は出てこない可能性があるのではないかと見込んでおります。  ただ、見直しの基準としましては、コロナ禍で事業を実施しても効果がない事業でありましたり、感染症の影響で実施自体ができない事業、こういった事業を中心に見直すこととしております。現時点で見通しというのは、各課に照会をしている状況でございますので、具体的な数字はちょっとお示しすることはできませんが、昨年ほどは積み上がらない可能性は覚悟しつつも、できるだけ財源、それから人的資源を捻出できるような取組については推進してまいりたいと考えております。 ◆上田芳裕 委員  財政課でも昨年経験して、その経過を踏まえて十分課題とか、取り組むべきものについては分かっていらっしゃると思っていますけれども、小佐井委員からも言われました、いわゆる地域経済に影響を与えるようなことについては少し念頭に置いて対応していただきたいと思いますし、今回、今年度の事業見直しは、どちらかというとそういった意味では財源を捻出するというよりも、コロナ対応を含めて、ワクチン対応を含めて人員の確保というのが問題になっていると思っていますので、人員を、マンパワーをどう捻出し今のコロナ対応の苦境を乗り越えていくかも含めて十分精査して、それぞれの集計に基づく事業見直しの対応を行っていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  答弁はいいです。よろしくお願いします。 ○田尻善裕 委員長  ほかに質疑、御意見ございますか。 ◆藤山英美 委員  今の発言に引き続き、事務事業見直しについて、私はもうライフワークみたいにして提案してきました。その大きな結果も出ました。市営住宅の新規の建設を私は7年間続けて質問しまして、当時500億円の借金があったんですね。平成30年度の決算では130億円か150億円、そこまで減っているんですよね。だから、そういうなかなかやりにくい事務事業、これにメスを入れないとなかなか大きな効果は出てこないんではないかなと思います。  そのほかにも直営事業の解体、交通共済特別会計の解体、そういういろいろなことをやってきましたけれども、そういうのは本当は職員から提案が出てしかるべきなんですよ。それがなかなかそういう提案が出てこない。恐らく職員の方たちは我々よりもはるかにそういう問題を把握していると思うんですよね。そこがやはり積み上がってこないというのはやはり組織の問題だと思うんですよ。  だから今、財政課長が成果について言われましたけれども、もっともっと職員が一丸となって改善することによって働き方まで変わるというような形で職員にも利益があって、そして以前から民間でできることは民間でと言いながらなかなかできていないんですよ。ただ単に市の事務事業を抱え込んで、指定管理で丸投げするというような形も見直しが必要になってくるんではないかなと思います。そこで物すごく大きな財源が確保できるんではないかなと思うけれども、これはもう議会と行政が一緒になってやらないとなかなか実績は出てこないんではないかなと思うんですよ。横でタッグを組んで、そういうのも考えてもらえればと思います。  この件に関して考えを。 ◎黒木善一 財政課長  藤山委員から非常に大きな視点からの応援のアドバイスをいただいたものと考えております。  今回の事務事業見直しにつきましては、令和3年度の予算計上事業のみならず、やはり業務時間の短縮ですとか、業務の効率化につながるような事業の見直しを併せて行うこととしております。それから、全体の改革としましては市役所改革プランという全体の改革の計画がございますので、それに基づきまして民間委託の拡大ですとか、行政改革的な取組についても併せて進めてまいりたいと考えております。 ◆藤山英美 委員  そうして捻出した予算については、やはりコロナ禍で物すごく厳しいところが多いので、そういう投資を考えてもらいたいと思います。それで、反対する方もかなり出てくるところもあると思いますけれども、そこは丁寧に説明して行政のやり方というか、それをちゃんと丁寧に説明していただいて理解してもらうような形で進めていただきたいと思います。  ありがとうございます。 ○田尻善裕 委員長  ほかに質疑、御意見ございませんか。 ◆吉田健一 委員  少し話を変えまして、先日の一般質問でも取り上げました選挙の事務ミスについてちょっと触れさせていただければと思います。  本日の一般紙、新聞紙面でも大きく取り上げられていたと思いますが、コロナ対策もしながらではありますけれども、この秋までに必ず衆院選が来るというところで、今までの一般質問でも先輩議員の皆様も触れてこられました。やはり今後この選挙についての事務は市民の皆様も大変見られてくるんではないかなと思いますけれども、今までの事務ミスが起きた後で、様々な検討、また今、市職員の皆さんが改善に向けて取り組んでいらっしゃると思うんですが、今までの現状の取組をちょっと教えていただければと思います。 ◎中原宜彦 選挙管理委員会事務局事務局長  吉田委員より一般質問におきまして御要望いただいております衆議院選挙における万全の体制と徹底した準備につきまして、現在の状況を御報告させていただきます。  まず、選挙事務の執行は各区の選挙管理委員会が行いますので、5月から区の選挙管理委員会の職員に対する研修を行ってまいりまして、明日で終了するところでございます。  次に、選挙事務従事者の選任につきましても、既に各局に推薦依頼を行っているところでございまして、決定次第、選挙事務に従事する職員に対する研修を実施してまいります。また、第三者委員会で御提言いただきました内容を徹底するということにしておりまして、特に強く要望いただいております職員の意識向上につきましては、選挙前に必ず選挙事務従事者全員を対象に意識向上研修、動画による研修になりますけれども、これを実施してまいります。  そして、再発防止策といたしまして、開票所での警備員の配置やビデオカメラの設置、さらには投開票所でのコロナ対策としまして飛沫防止パネルアルコール消毒液の購入など、順次準備を進めているところでございます。  秋までには必ず衆議院選挙が行われますので、緊張感と危機意識を持って確実な準備を行いますとともに万全の態勢で臨んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◆吉田健一 委員  ありがとうございました。  一般質問の中でも言いましたけれども、やはり今までここまで指摘されて、まだ改善に取り組んでいらっしゃったというところの、しっかりとそのお披露目の場ではないですが、本当にまずは無事故でできたと、これは当然かもしれませんけれども、ここまでやってきた結果をぜひ出していただけたらと思いますので、よろしくお願いします。  また、先日国会が終了しまして国民投票法改正案が通ったという中で、そういった意味でも本市選挙管理委員会事務局としても様々また検討していかないといけないところもあるかと思いますので、今後も引き続き様々な検討、また、改善を一緒になって取り組んでいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○田尻善裕 委員長  ほかに質疑、御意見ございませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○田尻善裕 委員長  ほかになければ、以上で財政局会計総室監査事務局選挙管理委員会事務局、消防局に関する所管事務調査を終了いたします。  この際、議事の都合により休憩いたします。  午前11時15分より再開いたします。                             午前11時05分 休憩                             ───────────                             午前11時08分 再開 ○田尻善裕 委員長  休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  それではこれより議案の審査を行います。  まず、議第200号「熊本市及び合志市における連携中枢都市圏の形成に係る連携協約の一部変更について」、議第201号「熊本広域行政不服審査会共同設置する地方公共団体の数の増加及び熊本広域行政不服審査会共同設置規約の変更について」、以上2件について一括して説明を求めます。 ◎佐藤博義 法制課長  資料は、第2回定例会議案の47ページをお願いいたします。  議第200号及び49ページの議第201号につきまして併せて御説明いたします。  現在、市民等から審査請求があった場合に審査庁の諮問を受けて事案を審理する附属機関として熊本広域行政不服審査会を本市及び近隣の11市町村が共同して設置しております。今般、合志市から当該附属機関共同設置に参加したい旨の申出がありましたので、関係議案を提出するものでございます。  まず、議第200号につきましては、連携中枢都市圏構成市である本市と合志市が締結している連携協約を一部変更し、取組内容を追加するものでございます。  次に、議第201号につきましては、共同設置規約を変更し、共同設置する自治体として合志市を追加するものでございます。なお、関係市町村におきましてもそれぞれの議会において審議いただいているところでございます。  説明は以上でございます。 ○田尻善裕 委員長  次に、議第203号、議第204号「工事請負契約締結について」、以上2件について一括して説明を求めます。 ◎栗原誠 工事契約課長  工事請負契約締結に係ります2件の議案について御説明させていただきます。  第2回定例会議案の53ページをお願いいたします。  締結議案予定価格3億円以上の工事が対象となっております。  議第203号「工事請負契約締結について」、工事名は、熊本市宅地液状化防止事業近見地区対策工事(その10)。この工事は、平成28年熊本地震によりまして液状化と見られる被害を受けた近見地区におきまして、宅地液状化防止事業に基づき、液状化の抑制を目的として対策工事を行うものでございます。請負金額14億1,900万円、契約の相手方、大豊・シスニック・弥生創輝特定建設工事共同企業体、企業の代表者は、大豊建設株式会社九州支店、構成員は、株式会社シスニック弥生建設株式会社株式会社創輝建設4社によります建設工事共同企業体でございます。契約期間は、契約締結日から令和5年1月13日まででございます。  続きまして、55ページをお願いいたします。  議第204号「工事請負契約締結について」、工事名は、熊本市宅地液状化防止事業近見地区対策工事(その11)。この工事も宅地液状化防止事業に基づきまして、液状化の抑制を目的として対策工事を行うものでございます。請負金額は14億8,044万4,627円、契約の相手方でございますけれども、鴻池・佐藤・村田・隆勢建設工事共同企業体、代表者は、株式会社鴻池組九州支店、構成員は佐藤企業株式会社株式会社村田建設株式会社隆勢、4社による建設工事共同企業体でございます。期間は、契約締結日から令和5年1月13日まででございます。  以上、2件でございます。よろしくお願いいたします。 ○田尻善裕 委員長  以上で議案の説明は終わりました。  これより質疑を行います。  付託議案について質疑及び御意見をお願いいたします。
            (発言する者なし) ○田尻善裕 委員長  なければ、以上で付託議案に関する審査を終了いたします。  これより所管事務調査を行います。  今回、執行部からの報告はございませんので、これより質疑を行います。  所管事務について質疑及び御意見をお願いいたします。 ◆山本浩之 委員  山本でございます。よろしくお願いします。  御確認したいことがございます。報第22号〜報第24号までの3件の専決処分の報告についてちょっとお尋ねですが、専決日がそれぞれ5月20日の臨時会の前になっているようですが、専決した次の議会での報告が原則だと思っていましたが、なぜ今定例会での報告になったのでしょうか。御説明お願いします。 ◎佐藤博義 法制課長  専決処分の議会への報告の件でございます。  臨時会がございまして、そのときに提出ができなかったかどうかでございます。臨時会を開催するに当たりましては、告示が必要でございます。その告示のときに臨時会に上程する議案を特定しなければならないとされておりまして、その告示には専決処分がちょっと間に合わなかったということで、その臨時会に上程することができなかったということで、今般、この6月議会での報告となったものでございます。  以上でございます。 ◆山本浩之 委員  期限が間に合わなかったというところもありますけれども、私も解説本などで調べましたところ、第180条の専決の場合も速やかな報告を求める法意から当然に次の議会でも報告が必要とされていました。この専決処分というのは議決が必要という大原則の例外に当たるものです。軽易だからといって議会への報告はいつでもいいということにはならないと思います。あくまで議会と執行部の信頼関係の下に成り立っている制度になっており、不適切な対応が一つ一つ積み重なっていくと不信感につながっていくと思いますので、今後この問題についてどのように対処していくべきなのかお考えをお聞かせください。 ◎宮崎裕章 総務局長  この報告の議案というのが今回提出されたというのは、今、法制課長が御説明申し上げたとおりでございます。告示に間に合わなかったというのが大きな理由でございます。  その告示に間に合わなかったということについては、契約変更のタイミングによっていろいろと告示の日に間に合うか間に合わないかというのが決まってまいると思います。その告示に間に合わせるように契約変更をしてもらうということはなかなか難しいかと思います。ただ、委員おっしゃったように告示にできるだけ間に合うような事務作業、あるいは契約も含めて今後どういうふうな状況になるのかというのを先を見通してやっていきたいと思っています。いろいろ改善する点はあろうかと思いますので、一点一点そのあたりを改善していきたいと思います。 ◆山本浩之 委員  ありがとうございます。  先ほども言いましたけれども、執行部と議会の信頼関係で成り立っていると思いますので、今後くれぐれもないように気をつけられてください。よろしくお願いします。  以上です。 ○田尻善裕 委員長  ほかに質疑ございませんか。 ◆藤山英美 委員  庁舎管理の方針と方向性についてちょっとお尋ねします。  4年前に副議長室から外を眺めまして、庁舎と電車通りに面した一等地ですよね。その植え込みの周辺は相当草が茂って、植木は枯れたり痩せ細って、見るからにかわいそうな状況だったものですから、工夫をしてほしいということで当時の管財課長だったと思いますけれども、言いました。後日、土壌改良も含めて植え替えも少ししたようでございますけれども、報告はほとんどなくて、現在見てみるとまた元のもくあみで、どういうふうな方針、管理規定ができているのかなという思いがしておりますので、この件についてお答えください。 ◎的場弘行 管財課長  正面玄関の電車通りとの間のちょうど国旗の掲揚柱があるところの辺りの植え込みの話と認識しておりますけれども、藤山委員御指摘のとおり、そこの植え込みの状況はツツジ、サツキあたりがありますけれども、なかなか生育状況がよくなくて、昨年土壌改良を行いまして、今年度も植栽管理の業務委託で特にそこのところは重点的に改善するようにということで、業務委託契約の中でそこの部分に関して、雑草、それから植栽の美観の状況とかも含めて改善していきたいと思っているところでございます。  以上でございます。 ◆藤山英美 委員  この件については工夫をと言いましたけれども、大体ツツジは根が張ってかなり強いと思うんです。場合によっては花等を植えたらどうかなという話もしました。水道町の交差点も見てみますと、あそこは何かボランティア関係の方がされているというように聞いていたんですけれども、そういう世話ができるということに喜びを感じる人たちもいるわけですよね。だから、やはり市庁舎もそういう苗とか何かを提供してボランティアでやってもらうとかいう方法もあるんではないかということで提案したんですけれども、何の返事もなかったですね。だから、そういうのも創意工夫すればいろいろなやり方があると思います。  そしてもう一つ、議会棟の北側でやはりツツジが一部枯れているんですよね。そして花らしき植物を植えてあったと思います。そうしたら今はもう雑草が茂っているんですよね。そしてほかの場所ですが、ツツジの下にツタ状の植物が生えていて、あそこで働いておられる方に聞いても剪定なんかもしておられるんですよね。肥料をやったり落ち葉を拾ったり。だから、契約にないことまでしておられるようなんですね。  それから駐輪場の屋上緑化も2種類のカズラがあって、一時はもう大変だったという話で、今は1つになって新芽が吹いているが、結構カズラは勢いがよくてやはり手入れが大変だと思うんですけれども、そういうのも見直しが必要ではないかなという思いもします。  見た目で市民が心地よいような環境づくりをしないといけないですけれども、それに大きな負担がかかればあんまりよくはないと思うんです。こういう財政が頑張っているところもありますので、見直すべきところは見直してやっていけないかなという思いはします。これについて課長、答弁を。 ◎的場弘行 管財課長  いろいろ管理の方法等ございます。委員御指摘のとおりいろいろな方策、創意工夫をしながら今後の植栽の管理に当たってまいりたいと思います。  以上でございます。 ◆藤山英美 委員  非常に大事なことだと思います。市役所に来られる方々が気持ちいいと市に対して気持ちを持ってもらえれば一番いいと思いますので。  そして、庁舎の周りに花を植えてありますけれども、あれは1年に何回ぐらい植え替えするんですか。また、費用はどのくらいかかっているんですか。 ◎的場弘行 管財課長  費用に関しましては花苗の管理業務ということで、今年の年間の委託料が225万5,000円でございます。花の植え替えの時期は、すみません、年に数回というふうに、今仕様書をちょっと手元に持っておりませんけれども、複数回以上の花の植え替えがこの業務委託の中で行われております。  以上でございます。 ◆藤山英美 委員  225万円以上の金を使ってきれいな花を植え替えておられるということで、きれいな花を見るというのは非常にいいんですけれども、それだけの負担もあっているわけですよね。  ちょっと話は変わりますけれども、熊本地震の影響かどうか知りませんが、庁舎の西側、電車通りの間に池がありますけれども、あそこも一部水がたまっており、半分以上壊れたまま落ち葉の吹きだまりのようになっております。これは一等地で市民の目に触れるところだから、どうにかならないかなという思いがしております。 ◎的場弘行 管財課長  池について、最下流の一番広いところでございますが、熊本地震によってそこがちょっとひび割れたんだろうと思うんですけれども、一応地震の被害として水がたまらなくなったということが今も継続しているという状態でございます。落ち葉等の吹きだまり、落ち葉等の散らかっているような状況に関しましては清掃の中で対応させていただいている状況です。今後もこの辺りの美観含めて清掃は対応してまいりたいと思いますけれども、この池の水がたまるようにまた復旧、復元させていくというのは、費用と効果も考えましてもなかなか難しく、また、優先順位としても設備の老朽化と比べますと優先順位の低い方に入っているという認識でございます。  以上でございます。 ◆藤山英美 委員  枯れたままになっているわけですけれども、そして、私の知り合いが庁舎に古代ハスを置かせてもらえないかという話があって、前課長からはオーケーをもらっていたんですよね。そうしたら、今の課長は180度転換で断られたということを聞いております。これは同時期に動植物園の園長とも話をしていたということで、動植物園はもう、7月1日からは動植物園の南門を今度は開放するという工事の関係で、6鉢置かせてもらったという報告は来ているんですけれども、庁舎ではその枯れた池、また、水がたまった池に置けば、この貴重な古代ハスを市民の人が楽しめるわけですね。それは金銭的には全然かからない、ただ置かせていただきたいということだけなので。そういうことを聞いていますけれども、なぜ断られたのかと。課長が変われば180度変わるのかと。そういうのが当たり前になったら、本当に市民は困惑します。これはどういうことでしょうか。 ◎的場弘行 管財課長  昨年、前任の課長がこの話を受けたときは、ハスの搬入、搬出、それから管理も含めてハスの愛好家の方がやっていただけるというお話でした。今年、ハスの花の話でお電話をこの愛好家の方からいただきましたときに、打合せを再度させていただきまして、搬入と搬出は愛好家の方でやるというお話だったんですが、管理は市でやってもらえないかということで、条件ががらっと変わりましたもんですから、なかなかデリケートというか、愛好家の方にお聞きすると管理がいろいろあるようでして、それで私どもとしては、ハスを置いた状態でもなかなか管理が難しいんではないのかなと、枯らす自信はちょっとあるんですけれども、なかなか花を育てると、咲かせるというところまでの管理はちょっと自信がありませんものですから、そういったところで条件がちょっと変わったもんですから、ちょっと難しいというようなお返事をさせていただいたところでございます。  以上でございます。 ◆藤山英美 委員  話はされたんですかね。管理が難しいと言うけれども、私の家にも玄関に2鉢去年置きました。私が全部管理はしました。ほとんど難しいことはありません。ハスですから。毎日水をやればいいんです。そして花びらが3日ぐらいで落ちましたらそれを片づけるだけです。あとは何も難しいことはありません。  3月にはそういう話で合意していたということで、人事異動等で変わった場合には引継ぎをいたしますと聞いていたということですので、そんなに難しくないです。そして市民にもやはりそういう花があると、周辺に植えてある花もそうですけれども、古代ハスというのは人は物すごく喜びます。私の家の前を通る人は本当に注目して、にこにこして通っていかれます。そういう潤いのあるような形を庁舎管理の中にも取り入れてほしいですね。市民が美しいものを美しいと感じて、貴重な古代ロマンを感じるようなすばらしいハスを推進して、市民に費用をかけずに心和む市民サービスを与えるような感性が欲しいですね。創造が欲しいです。 ○田尻善裕 委員長  これは答弁求めますか。 ◆藤山英美 委員  はい。これはもう簡単にできることですよ。それができないというのはどういうことかな。はっきり言ってください。 ◎的場弘行 管財課長  先ほども申し上げましたけれども、管理は市でやってくださいということの条件が変わったものですから、水やり、それから花摘み、それからいろいろハスの手入れもございますとお聞きしましたものですから、ハスに関しましては、すみませんが難しいですというお返事をさせていただきました。  以上でございます。 ◆藤山英美 委員  そんな簡単なことで断っていいものかと思いますよ。費用もかからず、手間もかからず、これはそういう駐車場の方たちも契約以外のことまでやっておられるわけですから、蛇口とホースがあれば10分ぐらいで終わりますよ。そういう気持ちがみじんもないというのは、本当に悲しいですな。部長、答弁をお願いします。 ◎木櫛謙治 総括審議員兼行政管理部長  この古代ハスの件に関しましては、前課長から配置をするというようなお話をされているということで業者さんも期待をされていたのかなとは思いますけれども、今般、現課長とお話をされた際に、やはり搬入と搬出に関しては私どもでやりますと、管理に関しては市でお願いしますということでお話を受けたところでございます。  先ほど課長が申しましたように、管理に関しての責任を市が負うということに関して難しいという判断をさせていただいているところでございます。委員のお申出にございましたようにボランティアという形での管理ということを業者さんが最初はおっしゃっておったということでございまして、それを期待して前課長は配置を承認したというところかと思いますけれども、今般、この話に関しましてはそこまでのお世話をするところが調整ができていないという状況でございますので、一旦お断りさせていただいているという状況でございます。  以上でございます。 ◆藤山英美 委員  ハスはたった3か月ぐらいですよ。そして来年はよくはい上がるんですよ。やはり市全体で盛り上げる必要があるんですよね。そういう殺風景な池の周辺をどのようにするのか、金かけてやりますか、財政が困るでしょう。これは簡単ですよ、水やるぐらいは。管理という管理ではないですからね。そういう判断もできないんですか。ちゃんと納得するような説明をしてほしいですね。局長、どうなんですか。 ◎宮崎裕章 総務局長  今、委員が言われたハスの話というのは私も着任して話を聞いております。個別のお断りを申し上げたという理由は、今、部長、課長が御説明申し上げたとおりです。  そもそもこの本庁舎にはいろいろな展示物だとか、花以外のものもそうです、花も含めて展示をさせてほしいというような要望もちょこちょこあるというのが事実です。ただ、それを全て受けるということはなかなかできない。その理由の一つとしては、その作品をちゃんと責任を持って管理をしていただけるような体制を取っていただかないと、こちらでは責任を持って管理できないというところがやはり一番にあろうかと思います。  この花も管理が簡単だということではございますが、やはり生き物というものはどういう状況で駄目になるのかというのが分かりませんし、なかなかそれを責任を持って対処することが難しいという判断でお断りを申し上げたというところでございます。これを持ってきていただいている方、いただく方が益城町の方だったかと思いますが、その方のお気持ちはありがたく受け取りたいなとは思いますし、池の周辺についても極力金のかからないような整備あるいは清掃をしていきたいとは思っております。  なかなかその御厚意に対して責任を持って対処できないということは非常に心苦しいところではございますが、そのあたりを御理解いただければと思います。 ◆藤山英美 委員  管理が難しいという話、いろいろな展示をどう、それもいろいろありますけれども、局長が盆栽を展示してくれとか、いろいろ言われると言ったわけですよ。盆栽とハスは違いますよ。屋外に置いても危害を加えられたってあんまり大したことないです。盆栽だったら高価でしょう。枝を折られた、盗難が出た、そのときは大変ですからそういうのは簡単にはできないでしょう。  うちは山本委員が花の専門家です。それと委員長も自宅に古代ハスを育てておられます。その中にメダカも飼っておられます。管理は簡単なんですよ。そういう財政感覚、金銭感覚、感性、創造力、そういうのがない人だったら、そういう判断はなかなか難しいでしょうね。残念です。  以上です。 ○田尻善裕 委員長  これは市民に公平に説明できるような方針を市が持っていただいて、今後も進めていただきたいと思います。  ほかに所管事務について。 ◆齊藤博 委員  今、梅雨時期ということでもあります。改めてちょっとお聞きしたいと思います。  令和元年から警戒レベルの運用が実際にスタートいたしております。今回の5月19日まで、それから5月20日以降から警戒レベルの表記等々がまた変更になったと。これ、私もそうなんですけれども、非常に分かりにくいというか、避難勧告という言葉がなくなったといったようなところでもあります。熊本市民の皆さん方に早急に改めて周知をしないといけない時期でもありますし、線状降水帯等々の発生は非常にスピーディーにどこでどれだけの雨が降るかというのがなかなか予想しにくいという中ではありますけれども、その警戒レベルの表記の仕方が変わったりとかという現状の中で、改めて避難勧告が廃止され、レベル4の避難指示に一本化されているといったような状況の中で、適切な情報発信というものが今もう本当に可及的速やかに求められる時期ではないかなと思います。どういう発信を改めてやっていくのかといったようなところをちょっと教えていただきたいと思います。 ◎松本光裕 危機管理防災総室副室長  委員御案内の災害対策基本法の改正につきましては、市政だよりの6月号で出水期前に特集号を組みまして御案内をしているところでございます。今の御案内のありました避難勧告がなくなりまして、避難指示という表現に変わったことと、レベルについても市政だよりではしておりますけれども、今後もあらゆる機会を捉えてそういった市民の皆様へ周知できるようなことで、ホームページでありますとか、いろいろなものを活用して、これからも周知に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◆齊藤博 委員  これ、要望なんですけれども、大きく情報の受け止め方というのは能動的に自ら受け取りにいく方法と、それから受動的に入ってくる、当然この2パターンがあるんだろうと思います。  能動的に情報を取りに行くというようなケースは、これはやはり関心が高いような方、一定数以上いらっしゃると思いますけれども、やはりこの手の情報というのは自然に入ってくるような環境をいかにつくっていくのかということがすごく大切なんだろうと思います。あらゆる機会を通して、SNSのようなものでもそうですし、あるいはテレビ、メディア、こういったものを積極的に活用して、この警戒レベル、特にまた、高齢者等避難指示はレベル3ということになっています。この高齢者は幾つ以上なんですかとか、むしろ「等」が入っていますから、避難に困難を来すような方が当然この中に対象として含まれるし、年齢だけでは分けられないところ、80歳、90歳の方でも走って逃げられるような方もいらっしゃるでしょうしというようなことで、非常にその言葉尻というか、言葉の使い方も含めて、しっかり適切に市民の方々に伝わるようなツールを積極的にいろいろな形で多面的に使っていただきたいなと思いますので、まさに今のこの時期が一番リスクが高い時期になろうかと思います。コロナ禍で大変だろうとも思いますけれども、情報発信にぜひお努めいただきたいと思います。  以上です。 ◆上田芳裕 委員  新型コロナ対応並びに5月からはワクチン接種も始まりまして、熊本市としても様々な対応を新たに行っている状況であると思っています。  そんな中、熊本市役所の14階においては特にワクチン接種に向けた様々な仕事、業務内容を多くの職員の方々が、熊本市の別の部署で働いている方が併任辞令を受けて、一堂にあのホールに介して仕事を行っておられます。本当に状況を聞くと大変な状況ということをお聞きしますけれども、ウェルパルの中にある感染症対策の関係で新型コロナ対応を行って、今年に入って対応されている中、4月、5月とワクチン対応ということで多くの方がいらっしゃいますけれども、現時点において併任辞令で14階なりウェルパル内で働いている方の職員の数並びに併任辞令がどうも調べてみると複数日で随時行われている状況に出されておりますけれども、併任辞令を受けた職員の数と、複数日にわたって併任されてきた原因についてお尋ねしたいと思います。 ◎睦田亮 人事課長  感染症対策課内のワクチン専任チームへの兼務の発令の人数でございますけれども、4月1日以降102名の職員に兼務をかけているという状況でございます。  5月以降でございますけれども、事務の強化でございましたり、管理体制の強化もございますけれども、集団接種への対応の強化であったり、もしくは個別接種への対応強化だったり、その都度様々な課題がございます。それに速やかに対応いたしますために複数回に分けて兼務の発令をしてきたところでございます。  以上でございます。 ◆上田芳裕 委員  調べますと、確かに4月からが本格化している中で、4月1日併任、それと5月に入って5月1日、6日、8日、10日、11日、13日、15日、20日、もう二、三日単位で職場から併任辞令ということで14階のコロナワクチン対応の仕事を中心にやってくれということで、これはやはり想定もしていないいろいろな業務が過重に入ってきたということで、そういった意味ではそうならざるを得なかったというのは十分分かりますけれども、ある種、異様な熊本地震のときを想定するような災害時対応的な業務を今14階でされているということが分かりました。  状況を聞くと、毎日の時間外勤務は当然のことながら、土日の勤務も行っておるというような状況も少し聞いております。時間外勤務の過重なところの実態について、4月、5月の時間外勤務の実態についてちょっとお尋ねしたいと思います。特に、過労死ラインとも言われます月間80時間超えの労働をされている方、また100時間超えの時間外勤務をされている方について、4月、5月それぞれの実態についてお知らせいただきたいと思いますし、4月、5月それぞれの中で最大どれぐらいの時間外勤務をされたのかについてお尋ねしたいと思います。 ◎睦田亮 人事課長  ワクチン専任チームの時間外の状況について御説明申し上げます。  まず、月に80時間を超えた職員の人数でございますけれども、4月が1人、5月が24人でございます。そのうちでございますけれども、月100時間を超えた人数が、4月はおりません。5月が21人ということでございます。最も多い時間ということでございますけれども、4月が89時間でございます。5月が274時間でございます。  以上でございます。 ◆上田芳裕 委員  時間外勤務の実態について御報告をいただきました。  特に80時間超えが5月になると24名の方が80時間、過労死ラインとも言われる、いわゆるレッドラインが24名、100時間を超える人が21名、最大で274時間という、これはもう異常な数字であると思っています。そういった意味では、これは労働基準法上いかがなものなのかということが少し心配されますけれども、三六協定を含めてそういった労基法上の問題についてはクリアできていますでしょうか。 ◎睦田亮 人事課長  労基法上の問題につきましては、事業所、保健所から労基署に毎月報告、特例業務といいまして、災害その他重要な業務でどうしてもしなければいけないという業務につきましては、時間外の上限を超えてすることができるとなっておりまして、毎月担当課から労基署に報告を出していると聞いております。  以上でございます。 ◆上田芳裕 委員  労基法上は災害時を含めたやむを得ない状況という条件がつきつつもクリアできているというような状況でございます。  本当にそこで働いている職員の方のいわゆるモチベーションどころか健康そのものにも本当に影響を及ぼすような状況であったと思っていますけれども、そうした時間外の実態について、働く職員の皆さんの健康管理面での課題認識と具体的な対応をどのようにされたのかについてお尋ねしたいと思います。 ◎金光良昌 労務厚生課長  過重労働の職員のケアについてお答えいたします。  先ほど御指摘がありました月80時間以上の職員全てに対しまして、産業医あるいは保健師による面接を実施いたしておりまして、健康チェックを行っております。具体的には、過去の健康診断の結果でありますとか、睡眠の時間でありますとか、問診によります疲労の蓄積ですとか、そういったものを一つ一つカウンセリングしまして、結果を確認いたしております。その結果、速やかに医療機関を紹介する方、あるいはその結果につきまして経過観察をする方、結果につきましては所属長あるいは人事当局とも情報共有しておるところでございます。  今後も継続してお一人お一人の状態に沿って経過観察をしてケアしていきたいと考えております。  以上でございます。 ◆上田芳裕 委員  特に、業務内容からすると健康福祉分野で働く皆さん方ではございますけれども、熊本市の労務厚生を担当する部署としても注視して職員の健康管理に向けては最善の取組をお願いしたいと思っていますけれども、ワクチン対応を含めてこれからの状況からいくと、65歳以下の接種券の発送を含めて、7月10日から始まって最終的には10月、11月までワクチン接種が行われるというスケジュールになっております。そういった意味では、今6月ですけれども、あと5か月間、何も問題がなくても今のような業務が続いていくと思っていますし、それ以外にまた問題が起きれば、また必要な業務、必要な対応も行っていかなければならないと思っています。  業務の中身そのものは健康福祉分野、厚生委員会の中で議論されるべきであると思っていますけれども、熊本市全体のいわゆる勤務管理、時間外勤務管理、それと健康管理、そういった面ではこの総務局がやはり大きくそこを直視して、大きく下支え、または先頭を切って取組を進めなければならないと思っています。そういった意味では、5か月続くとなると、先ほどは102名とおっしゃったんですけれども、14階以外の集団接種を含めると、いろいろな併任辞令の方が130人はいらっしゃると思っております。そういった意味では長期化する業務が集中する、過重する、今のコロナワクチン対応の併任辞令の人を入れ替えるというような手法も、やはりやっていくべきだと思いますけれども、いかに考えられていますでしょうか。 ◎睦田亮 人事課長  職員の交代も入替えも含めました人員配置につきましては、職員の健康面におけます配慮というのはもちろんでございますけれども、その職員が担っております業務の状況等も踏まえまして、担当課の意見を十分に聞きながら検討を行ってまいりたいと考えております。  また、あわせて民間委託でございましたり、会計年度任用職員の活用につきましても、今後も引き続き積極的に検討を行いまして、適切な執行体制の確保に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◆上田芳裕 委員  具体的な業務の中身については、健康福祉分野になるので、ただ、人事サイドの面でも今のような考え方でこれからも集中が想定されるコロナワクチン対応については、注視していただきたいと思っています。  もう一方で、併任辞令ということは、職場から職員が抜けて業務を回さなければならない元の職場も問題が起きていないか非常に心配するところでございます。各それぞれの所管から1名ないし2名という、少ないとはいえそれぞれの職場で一定の役割を持った人が抜けた中で、長期化するという状況は、業務執行上、多少ならずとも課題があると考えておりますが、どのように認識されていますでしょうか。 ◎睦田亮 人事課長  職員のコロナ業務への兼務発令に当たりましては、本人のスキルでございましたり、能力はもちろんでございますけれども、所属の業務量も踏まえまして決定しているところでございます。しかしながら、委員おっしゃいましたように所属では職員が減るということになりまして、1人当たりの業務量が増えるということになりますものですから、まずは事務事業の廃止縮小等も含めた見直し、業務分担でございましたり班体制の見直し等によりまして、対応を図りますほか、必要に応じて局内相互応援制度を活用し、部内でございましたり局内での人員調整を行うことで執行体制の確保に努めているところでございます。  現時点での考えといたしましては、これらの取組を確実に行うことで対応が可能と考えておりますけれども、引き続き、所属の意見も十分に聞きながら状況を注視していきたいと考えております。  以上でございます。 ◆上田芳裕 委員  基本的にお話をしている中身は健康福祉分野ということで、総務局とは別の次元の話になると思いますけれども、ぜひ人が抜けた職場も注視して対応いただきたいと思います。今まで今の14階の職場の実態であるとか、健康管理の関係、それと抜けた職場の対応であるとか、いわゆる職員の皆さん方に負荷がかかっている部分についてお話をさせていただきました。  総務局、人事だったり、労務厚生の中で様々な対応については検討されているようでございますけれども、いかんせん、健康福祉局との連携なしには実態の中身、改善策の中身がなかなか見えてこない、具体的な行動に移せないということも想定されますので、ぜひ健康福祉分野とも十分に総務局人事サイドとしても連携していただいて、産業医を含めた面談や健康チェックなど、職員の健康管理に向けても十分体制をつくっていただきたいと思っています。  そういった意味では、それぞれの人事、労務厚生というよりも、局長含めていろいろな意味で課題もあるよねというようなところで注視をするという意味では、局長レベルの段階でも意識を持った取組をお願いしたいと思っていますけれども、いかがでしょうか。 ◎宮崎裕章 総務局長  ありがとうございます。職員のことを心配していただいての御発言かと思います。  対応につきましては、健康福祉局と綿密に連絡を取りながら、健康管理も含め、今後の新たな業務の発生ですとか、あるいは逆に収束する部分もあります。そういったものの報告を受けながら、人をどのように対処していくのか、併任をかけていくのか、あるいは今度は戻していくのか、そういったものを総合的に判断しながらやっていきたいと思っています。
     これから対象者がどんどん増えてきて業務が広がっていくというところでもございますし、これまで以上に密に健康福祉局と連絡を取りながら、協力しながら、あるいは各局とも情報共有をしながら対応していきたいと思っております。 ◆上田芳裕 委員  ありがとうございました。  ワクチン接種をできるだけ早く市民の皆さん方に広めるという半面で、市の職員の皆さん方の苦労といったものもあるということも認識していただきたいと思いますので、ぜひ健康福祉局とも連携して取組を進めていただきたいと思います。  以上です。 ○田尻善裕 委員長  12時になりましたけれども、続行いたします。  ほかに質疑ございませんか。 ◆山本浩之 委員  1つお尋ねなんですけれども、旧市民病院解体時に振動騒音コンサルタントが入っていないと伺いました。市民の皆様の住居が近くにある場合には、環境アセスメント適合に関係なく、振動騒音コンサルタントを入れるべきじゃないかと思いますが、どうお考えでしょうか。 ◎栗原誠 工事契約課長  委員御指摘のとおり、コンサルタントは入れておくという御指摘ございますけれども、建物等に関しましての事前調査は行っておりますけれども、確かに事前のそういった調査というものは行っていないというのが実情でございます。 ◆山本浩之 委員  振動や騒音のコンサルタントを入れる御検討はないのでしょうか。 ◎栗原誠 工事契約課長  ただいま周辺の住民の方々の御意見をお聞きするのがまず第一歩かと思っておりまして、その皆様の御意見、御要望、それから健康の状況等も加えて聞き取っておるところでございます。それに対して保健師等を派遣しながら対応を図っていっているところでございますので、そういうところから住民の御理解、健康面、それから住居に対してのケアあたりを行っていくつもりでおりますので、そういう面で対応してまいりたいと考えているところでございます。 ◆山本浩之 委員  市民の皆様や住民の皆様を第一に考えて、今後の対応や対策などをよろしくお願いいたします。  以上です。 ◆吉田健一 委員  すみません、2点ちょっとお伺いさせていただければと思います。  まず1点目が、昨年第3回定例会一般質問で取り上げさせていただいたのをちょっと確認で伺いたいと思います。  昨年7月県南地域で豪雨災害がありまして、もうすぐ1年がたとうとしております。そういった意味ではやはり災害対策というところでも引き続き意識高く持っていかなければならないと思うんですが、その際の一般質問の中で空調服の導入を質問させていただきました。災害が終わった後に人吉市職員、または熊本市の職員が派遣されて、家屋の被害状況の調査員として回られた中で、やはりもう7月を越えていましたので、相当炎天下の中でやられたと。もうばったばったと倒れられたということを取り上げさせていただいて、本市でも空調服導入はどうかということで、実際そのばたばた倒れられた中で本市の派遣の方も倒れられたというので取り上げさせていただきましたけれども、まず導入はいかがだったでしょうか。お願いいたします。 ◎金光良昌 労務厚生課長  職員の被服対応の件についてお答えいたします。  空調服につきましては、昨年度20着購入いたしておりまして、今後災害対応で炎天下での作業、そういったところで、数量ございますので限定的にはなりますが、そういったものにお貸しする予定でございます。  以上でございます。 ◆吉田健一 委員  ありがとうございます。  まずは導入をしていただきましてありがとうございました。先ほど課長からもありましたけれども、災害対策という意味でも使っていただきたいのはもちろんのことなんですが、やはりまずは導入、使っていただく中で、炎天下、毎年気温が上昇している環境の中で、災害にとらわれずにもういろいろな場面で本市職員の方が本当に健康のためにも体調のためにも使っていただくような導入を検討していただければなと思っていますので、ぜひ今後とも検討をよろしくお願いしたいと思います。  引き続き、感染対策の備品というところで、我が会派としてもずっと一般質問でもそうですけれども、段ボールベッドとか、さらにその次のアルミベッドの導入とか、様々質問の場であったり、あとは担当課長と日頃からお話合いをさせていただいているんですが、現在、やはり毎日のように最新技術が更新されていらっしゃるので、災害対策の備品というのも相当レベルが日に日に上がっているような状況ですが、そういった情報収集というのは日頃からされていらっしゃるんでしょうか。よろしくお願いします。 ◎松本光裕 危機管理防災総室副室長  いろいろメーカーでありますとか、そういった商品の情報収集ということでは、積極的というよりも受動的ではございますが、そういったお話は収集しているところでございます。  以上でございます。 ◆吉田健一 委員  ありがとうございます。  この備品を取り扱う業者さん、もう全国から様々、私たち議員にお話をいただくんですが、やはりこれがまた熊本地震、そして昨年の豪雨災害ということで、全国また世界を見ても、熊本が被災地だというイメージが相当強いです。そこでこの熊本がどういう災害対策の品を使っているかとか、どういう対策をしているかというのは相当注目されています。その取り扱っている業者さんだけでもやはり話を聞くと、熊本市さん、また熊本県さんはどういうふうにされているかを相当気になりますので、情報をお願いしますというようなお話が本当に毎日のようにあっています。  そういった意味でも、全国を模範するような、こういうふうに取り扱っています、または取り扱うに向けて日頃から情報収集をしていますというのも、熊本市としてのアピールではないんですが、やはり災害を受けた本地という意味でも、ぜひそこは今後もアンテナを高く持ってやっていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。  2点目、お話若干変わりまして、入札、工事契約についてちょっとお伺いさせていただければと思います。  これは熊本市内にある、ある道路の舗装工事をするような会社の方からちょっと御意見いただいたので取り上げさせていただくんですが、多分本年度から工事入札のランクの見直しがあったかと思います。例えばAランクとBランクがあって、Aランクの方がBランクに行ったりとか、BランクがAランクに上がったりとか、その見直しがあったと思うんですが、まずその詳細の内容をちょっと説明いただければと思います。 ◎栗原誠 工事契約課長  ランクの見直し、これは定期的に行っていることもございますけれども、今年度は特に公共工事の依存度が高い土木とか舗装工事につきましては、震災復興によります工事の受注の増加等がございましたことから、ランクのバランス、上位ランクよりも下位ランクが大きくなっているような状況も最近見られましたことから、そういったランクの業者の数あたりを見直したりする大きな見直しをやっているところでございます。それによりまして、特に土木と舗装に関しましては業者さんの数が昨年よりも変わってきたというようなところでございます。 ◆吉田健一 委員  ありがとうございます。  本年度、まずやるということでスタートしたところで、本市としても経過措置を取られていると思うんですが、その経過措置の内容をお願いいたします。 ◎栗原誠 工事契約課長  先ほど言いましたように、以前最上位ランクにいらっしゃった方、この方々が要件に合わずに下位ランクに落ちたり、もしくは下位ランクにいらっしゃった方も逆に上がったりということがございますことから、昨年と受注のランクが違ってくるようなことがございます。そういった方に昨年と同じようなランクの工事に対しましても入札に参加できるように経過措置を設けているところでございます。  以上です。 ◆吉田健一 委員  ありがとうございます。  今から言うのは、その業者さん1社ではなくて団体の皆さんから数点伺ったお声なので、ちょっと紹介させていただきますけれども、その経過措置を取っている業者さん幾つかあるんですが、それは経過措置になっていないというような表現をされていらっしゃいました。いわゆる入札がもう全然入れないですよというお声がありました。  その中で具体的なお話を少し触れさせていただきますけれども、例えばAランクのうち6社ありましたということで、点数が当然高いところの上からいくわけですが、まず入札が出ましたと。その時点で百点満点の計算なんですけれども、最初から百点満点を持っている会社があるんです。だから、出た時点で百点満点、はい、出ました、はい、うちもう取れましたというのは最初から決まっているような状況になっていると。  では、次に取れるところが何点かというと、99.5点なんですね。ほぼ満点。それが2社続くと。では、その次は何点か、97点。僕も学生時代、そんなに満点取ったことないですけれども、これが当たり前になっていて、さらに言えば、そうやって取れるように頑張ってくださいという加点のルールがあるんですが、いわゆる加点ということは、本市の入札を取って仕事をしないとその加点が取れないという意味では、結局ずっと上位の方が取り続ける。道路舗装について特に今回私触れていますけれども、道路舗装は数か月で回転がいいんですね。となると1位のその100点の業者が取ったら、次またその業者が取るというループみたいな形になっていると。なかなか入札を取る側、平等性を期すためにも入札という意味でも肩を持つのはあれですが、ただ現状、今その入札がなかなか取れない理由が本市のルールで取れなくなっているというところはちょっと課題があるのかなと感じたんですが、そういったお声というのは、担当課には入っていないんでしょうか。お願いします。 ◎栗原誠 工事契約課長  ランクの見直しについて問合せはあっておりますけれども、説明をしたところで御理解はいただいておりまして、特に大きな苦情といいますか、そういったことの声というのは聞いておりません。  以上です。 ◆吉田健一 委員  実際は業界団体さん、多分言えない方が多いのかな。実際こっちに入ってくるお話が若干入りにくいという意見が多いです。実際に経過措置が入っても、さっき経過措置にならないという話があったんですが、昨年、多分10月か11月にこのランクの見直しを発表しますよということで、この4月、本年度入ってから皆さんほとんど様子を見られたという意見が多いです。実際4月、今年度始まったら、何だこれはというような表現の方が、実際始まっていないと分からなかったという表現が多いんですけれども、やはりちょっとそこについては今後その業界団体さんとの意見交換とは言いませんが、お話を聞いてもらうようなことはできないんでしょうか。お願いします。 ◎栗原誠 工事契約課長  ランクもそうなんですけれども、発注方式のお話かと先ほどからお伺いしているところでございまして、恐らく総合評価のことだと思います。以前は価格の競争が主流だったんですけれども、近年は公共工事の品質確保の促進に関する法律の施行等もありまして、価格と品質を総合的に評価するという方向になっておりまして、この総合評価を今拡大しているところでございます。その中で、価格以外の面の評価の加点が、先ほどからおっしゃっている100点とか99点とか、そういったお話だと思います。これは業者さんの工事の成績、実績とか、技術者の配置の状況とか、地域の貢献度、こういったのがどうであるかということで配点をするような形になっているところでございます。  これに関しましては、委員御案内のとおり昨年の12月に方針を公表させていただいておりまして、4月から始めたところではございますが、今後、業者さんとまた協会等を通しまして意見交換をする場もございます。そういったところで御意見、御要望を伺うこともできますので、そういったお声をお聞きしながら、制度面について、発注方式については今後も研究してまいりたいと考えております。  以上です。 ◆吉田健一 委員  ありがとうございます。  業者さんの声からすると切りがなくて、例えば、その加点に対する加点の計算方式が分からないとか、それは公開されていないとか、あとは現場の加点を計算する職員の方によって、人によって違うとかいうお声もあったりします。実際そうなのか私もちょっと疑いはしました。ただ、今回のこのランクの見直しについて様々な声が上がっているのは事実かなと思いますので、先ほど課長からあったとおりお声を聞いてもらえる場をぜひ持ってもらえればなと思いますので、よろしくお願いします。  あと今回、私初めて総務委員会所管に入らせていただきましたけれども、すみません、調査不足なのか分かりませんが、今回の見直しについて、この委員会の議事録でちょっと私見つけられなくて、議事録だけではなく委員会の中でそういうのを触れられたのか、触れられてなかったのかも気になりましたので、それはもう問いませんが、しかれば、市の業者さんと本市の入札という意味では、業者さんからすると本市の情報としては一番大事なところですので、そういった意味ではやはり今度の委員会の中でも取り上げていただきたいのかなと思いますので、よろしくお願いします。  要望で終わらせていただきます。 ○田尻善裕 委員長  ほかに質疑ございませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○田尻善裕 委員長  ほかになければ、以上で議会局、政策局、都市政策研究所総務局人事委員会事務局に関する所管事務調査を終了いたします。  これより採決を行います。  議第200号、議第201号、議第203号、議第204号、以上4件を一括して採決いたします。  以上4件を可決することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○田尻善裕 委員長  御異議なしと認めます。  よって、以上4件はいずれも可決すべきものと決定いたしました。  以上で当委員会に付託を受けた議案の審査は全て終了いたしました。  これをもちまして、総務委員会を閉会いたします。                             午後 0時15分 閉会 出席説明員  〔政 策 局〕    局長       田 中 俊 実    総括審議員兼総合政策部長                                 原 口 誠 二    政策企画課長   井 上 卓 磨    政策企画課副課長 松 下 修二郎    国際課長     吉 住   修    広報課長     鶴 田 主 税    秘書広聴部長   村 上 英 丈    秘書課長     岩 崎 芳 幸    広聴課長     上 村 清 美    危機管理監    紫 垣 正 刀    危機管理防災総室長吉 永 浩 伸    危機管理防災総室副室長                                 松 本 光 裕    危機管理防災総室副室長         東京事務所長(オンライン)             上 村 卓 也             金 山 武 史  〔都市政策研究所〕    都市政策研究所首席審議員兼副所長             中 村   司  〔総 務 局〕    局長       宮 崎 裕 章    総括審議員兼行政管理部長                                 木 櫛 謙 治    首席審議員兼総務課長             吉 村 芳 策    審議員兼コンプライアンス推進室長                                 森 下 信 孝    法制課長     佐 藤 博 義    改革プロジェクト推進課長                                 池 田 哲 也    人事課長     睦 田   亮    人材育成センター所長                                 福 田 智 子    労務厚生課長   金 光 良 昌    情報政策課長   迫 本   昭    管財課長     的 場 弘 行    契約監理部長   清 永 健 介    契約政策課長   永 原   誠    工事契約課長   栗 原   誠    首席審議員兼技術管理課長             吉 留 健 士  〔財 政 局〕    局長       田 中 陽 礼    財務部長     河 野 宏 始    財政課長     黒 木 善 一    財政課副課長   楠 本 義 博    首席審議員兼債権管理課長        資産マネジメント課長             井   広 幸             村 上 史 郎    税務部長     下 川 哲 生    税制課長     荒 木   巌    首席審議員兼市民税課長         固定資産税課長  門 田   実             藤 本 弘 明    納税課長     米 原 和 明
     〔消 防 局〕    局長       西 岡 哲 弘    総務部長     福 田 和 幸    総務課長     清 田 淳 也    管理課長     秋 吉   卓    予防部長     奥 村 聡 一    予防課長     奥 村 和 文    指導課長     高 野 秀 明    警防部長     阿 部 成 敏    首席審議員警防課長          情報司令課長   平 井 司 朗             小 田   浩    救急課長     古 閑 嗣 人  〔会計総室〕    会計管理者    大 関   司    会計総室長    平 井   功    会計総室副室長  福 田 章 子  〔選挙管理委員会事務局〕    事務局長     岡 村 公 輝    副事務局長    木 下 智 弘    副事務局長    中 原 宜 彦  〔監査事務局〕    事務局長     山 田 勇 一    副事務局長    濱 田 倫 彰  〔人事委員会事務局〕    事務局長     池 田 由加利    副事務局長    榊   正 邦  〔議 会 局〕    局長       富 永 健 之    総務課長     中 村 清 香 〔議案の審査結果〕   議第 200号 「熊本市及び合志市における連携中枢都市圏の形成に係る連携協約の一部変更について」           ……………………………………………………………(可  決)   議第 201号 「熊本広域行政不服審査会共同設置する地方公共団体の数の増加及び熊本広域行政不服審査会共同設置規約の変更について」           ……………………………………………………………(可  決)   議第 203号 「工事請負契約締結について」……………………………(可  決)   議第 204号 「工事請負契約締結について」……………………………(可  決)...